July 24, 2008
礼節。
僕は東京オリンピックをリアルで体験している。聖火リレーも見送ったしボクシングの桜井選手が母校に見えて挨拶された事も覚えている。
先日市川昆監督の「東京オリンピック」を見た。映画で覚えていたのは重量挙げの三宅、女子体操のチャフラフスカ、マラソンのアベベ選手くらいだった。
その中で目を見張った場面がある。柔道である。ヘーシンク選手が手を挙げたのは驚喜する自国応援団を制する為だったのは知らなかったが、何より日本の国技である柔道の礼節であった。動の後の静。ところが現在この競技の勝敗シーンは目を覆うばかりである。だらしない格好とふてぶてしい態度。お前ら柔道やる資格無し!と言いたくなるほどである。勝てば官軍とばかり勝者がジャンプする等もってのほかである。山下氏が今回から連盟に委員として入れなかったのが悔やまれる。畳の外の戦いも熾烈である。
さて、この映画を見ればくだんの都知事が招致に執念を見せるのも理解できる。しかし発言は頂けない。確かにオリンピックは政治である。政治に皇室は差し挟めない筈である。ならば招致に皇太子をお迎えするのはおかしい。おかしいのは宮内庁ではなく都知事ボケなのである。招致し決定しお膳立てが整いそれから登場いただくのが筋である。
posted 久多@麩羅画堂 : July 24, 2008 08:09 PM