February 19, 2007

竜宮異聞シナリオ第五稿。

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S01-1インデックス
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●黒の背景に久多マーク(白)周囲から回転しながら柔らかく流れ込むように
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S01-2大洋
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●大洋のイメージ(青 海の上を流れるように久多マークが滑り溶けて行く
●青を背景に
異夢譚
原作・画動 久多@麩羅画堂2005
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S02タイトル
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>命 男 之を費やし 女 之を紡ぐ<<ポイント外さないように
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S02-1階段
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●青 の中に男の顔白く浮かび上がる
●追っ手に追われ階段をかけ上る留学生 佐伯連子麻呂 腹から竹簡をこぼしながら炎に消える
 こぼれる 炎に溶ける、消えるの感じをイメージとして青から赤

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S02-2大海弦淇の館
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●赤 大海弦淇の館 門
●大海弦淇の館 寝室
●女刺客 氷女 遊女になりすまし大海弦淇を絲術で襲う
 口から糸を吐き出す 胸元で回転させる糸 高く上げた指先 振り下ろす 糸が曲線を描く 飛び跳ね際引く
●大海弦淇 氷女の足首を捕える 頬を切られる
●切った柱に自ら貫かれる氷女
●痙攣する氷女
大海弦淇>誰の差し金だ
氷女>那王
大海弦淇>見事だ 惜しまれて死ね
●大海弦淇氷女の喉を欠き切る
●大海弦淇 糸を見ながら
大海弦淇>柔 剛を制すると言うか だが 所詮 柔だ
●部下が扉を開ける
大海弦淇>何事もなかったように
     宮殿へ行く 内弓へ伝えよ
●大海弦淇 窓から消えて行く糸に気が付かない
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S02-3宮殿
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●激しく踊る踊り子アップから宮殿奥へ
●回廊を走って来る将軍複数
●扉を激しく手で開く将軍
●斜に構えて剣を抜く将軍
●瑞国使節団団長が斬られる
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S02-4海
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●家紋昇り龍と亀は亀族に守られた龍族を表す
 謂れ
 那王は龍族龍王 妃海士爾は大海弦淇の妹 6代前多くの部族の中から亀族と龍族の二手が那国を治めるようになった 武に優れた亀族は海の利権を手にし統治に優れた龍族は国家を支配した 各門
●炎イメージ 左右から中央に向かって大きく燃え盛る
●炎の中で鮮やかな龍亀紋が朽ちて行く
●昇り龍
●上がりきったところで
●タイトル「龍宮異聞」
●龍向かってくる
●花イメージに変化 ハイビスカス>赤


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S03森シーン1(夜
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●花に止まっていた虫 気配で飛び去る
●花を避ける狗上真人成の手 目
●森>暗い
●狗上真人成森の中を歩く
●追う人物
●暗さに怯える狗上真人成 衣装は破れている 遭難の結果
●狗上真人成 森の中を歩く
●頭上より音
●見上げる
●最初は可愛らしいツル科の植物の花
●狗上真人成 ほっとして顔を寄せる
●油断して触った瞬間に狂気へ変化する
●食肉植物のツルが伸びて来て狗上真人成を捕えようとする
●さらに大きな食肉植物がツルを引きちぎり狗上真人成を襲う
●狗上真人成 肩に傷がつく
●虫が襲って来る
●狗上真人成 走って逃げる
●狗上真人成 穴から滑り落ちる
●長い風穴(旧火口のトンネル)
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S04洞くつ1(夜
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●狗上真人成 痛みを堪えながら頭を上げる
●狗上真人成の目の前に出現する龍の姿
 驚愕の表情を浮かべる狗上真人成
狗上真人成>こ・・・ これは いったい?
●龍の後方から前へ画面が動く 龍宮全景出現
●背後から龍面をかぶった人陰が現れる
●狗上真人成剣を抜こうとするが人陰の剣が早く絶命する
翼老人>ち・・・倭人か
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S05海岸1(夜
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●断がいと海 打ち寄せる波 夜光虫
●真日留女姫 後姿
●真日留女姫 何かを見つけて視線を下げる
●岩上 海部太郎が気を失って倒れている
●真日留女姫 断がいを飛び下りる
●真日留女姫 海部太郎に近付く
●真日留女姫 剣の先で海部太郎の頭をこづき生死を確かめる
●真日留女姫 海部太郎の肩の痣(亀)を見て驚く 剣を構えるが頭の傷を見て止める
●真日留女姫 海部太郎を引き摺る 岩陰にかくまう
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S06洞くつ2(夜/満ち潮(昼夜12時)
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●翼老人の背後に真日留女姫降りて来る。
●翼老人 仮面を取りながら
翼老人>海岸の方は
真日留女姫>漂着者はいなかった
翼老人>嵐の後は人が来る 我らを見た者は殺さねばならぬ
真日留女姫>もう良い わかっておる
●真日留女姫 狗上真人成を見る
●真日留女姫 視線の先に使者の腰から足
真日留女姫>倭人ではないか
翼老人>虫どもが片付けてくれる
●虫 大量に出現 二人をよけて狗上真人成にたかる
●少しの時間経過 虫飛び去る(幾つかは画面に向かって)骨になっている
●翼老人 腰の貝殻を叩きながら
翼老人>この薬草がなければ同じ運命 さあ戻りましょう
●翼老人 狗上真人成の剣を取り上げる
真日留女姫>もう一度海岸を見て来る
●翼老人 疑わしそうな視線を送る
●真日留女姫 無視して去る
●翼老人 見送る
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S07海岸2(夜
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●真日留女姫 海部太郎の顔を見て隠れ家へ運ぶ
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S08隠れ家1(夜
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●真日留女姫 海部太郎の頭の傷の手当てをして去る
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時間経過(ほぼ一週間 隠れ家からの光景 雨が降る 鳥が飛ぶ
時間経過(島の風景 動植物 鮮やかな色彩と動き 
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●真日留女姫 顔がぼんやりと見える
●海部太郎 目があく
真日留女姫>そなたの名は? どこから来た?
海部太郎>わからぬ なぜ私はここにいるのだ
真日留女姫>ならば時の満つるを待て
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S09断がい1(昼
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●真日留女姫 海部太郎を伴い崖に登る
●真日留女姫 海部太郎の前で裸になる
●海部太郎 驚く
真日留女姫>そなたも来い
●真日留女姫 驚く海部太郎の前で海へ飛び込む
●海部太郎 崖から覗き込む 目の眩む高さ
●真日留女姫の体が海に没する
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S10水中1(昼
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●真日留女姫の体が水中で泡に包まれる
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S11断がい2(昼
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●真日留女姫海上に頭を出し海部太郎を呼ぶ 笑顔
●海部太郎 困惑の表情 意を決して服を脱ぎ 飛び込む
●翼老人 高い木の枝より後ろ姿で二人を見る
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S12水中2(昼
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●真日留女姫と海部太郎 海中シーン 回転 水平 上から下から
●珊瑚
●熱帯魚
●海部太郎 本来の力でたくましく泳ぐ 水練の手練(てだれ)発揮
●真日留女姫 海部太郎を深く誘う
●海部太郎 応じるが息が苦しくなる
●輝く水面を下より 近付く
●海部太郎 海面に頭を出す
●海部太郎 空を見上げる
●大空 雲↑
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S13大空→
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S14大空2↓
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S15飛鳥板蓋宮俯瞰↓
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S16大極殿俯瞰↓
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S17大極殿廊下↓
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●慌ただしく走る役人 幾重にも重なる回廊 右に左に
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S18接見の間(緊迫したやりとり 会話激しく早く
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●阿部内麻呂 大臣安賀多鹿法 真人山田石河麿呂 会議中 隅で足立鎌氏(画面全員なめる
●大臣安賀多鹿法 立ち上がる
大臣安賀多鹿法>瑞国を倒した陶国はやがて句里国を攻める 今こそ百国を助力しなければならない
真人山田石河麿呂>しかしあの瑞を倒したほどの国だ 敵に回すのはいかにもまずい
阿部内麻呂>直接対決は避けなければならないが 海を渡って来るとは考えにくい 必ず陸伝いに来る 半島の安定こそ倭国の利益 それに
真人山田石河麿呂>それに?
●足立鎌氏 上目遣いに
足立鎌氏>怖れながら 倭国 いまだ固まっておりません
大臣安賀多鹿法>だからこそ 堤は強固にしなければならない
●足立鎌氏 上目遣いにアップ
足立鎌氏>陶の力を豪族は密かに怖れております 強固な堤を以てしても内より崩れる怖れもあります
阿部内麻呂>倭国は那国の二の舞いを演じるわけにはいかない
大臣安賀多鹿法>今 闘うには不利 そのため倭国が急速に中央集権を進めれば諸豪族の反発は避けられない 内乱が起きる
●真人山田石河麿呂 皮肉たっぷりに大臣安賀多鹿法を見て
真人山田石河麿呂>不平は 渡来人ばかりを重用し豪族を諸処から外しているからではないか
大臣安賀多鹿法>それこそ布石 百国を助け句里国と結ぶ 強固な関係を維持すれば 陶は出ない
真人山田石河麿呂>知らぬと思うか 句里国は内乱寸前と聞く また百国も政情定まらぬではないのか 侮るな 倭国は負け犬につくほど愚かではないわ
大臣安賀多鹿法>愚かな!仏の教えを譲り給うた国ではないか 学びたまえ 政事は武ではなく智なのだ 戦は未然に防がねばならない
●足立鎌氏 上目遣いにアップ
足立鎌氏>そのための陶国への外交 服従ではございません 懐柔でございます 陶国は倭国の規範ともなるべき大国 句里国は礼を失したからこその報復 怖れながら内輪もめは相手の意のまま
●大臣安賀多鹿法 振り返りながら
大臣安賀多鹿法>そのような事は承知している しかし 西海使の帰りが予定を一月も過ぎている 情勢は一刻を争うのだ
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S19接見の間より廊下を見る
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●役人 廊下より現れ伏せたまま
役人>西海使副使の葛城広成朝殿 ただいま御帰還
●阿部内麻呂を除き 全員が立ち上がる
●葛城広成朝 ぼろの姿 両方から支えられて接見の間に現れる
葛城広成朝>帰投の折 難破 我 小島に漂着 身に付けたる金にて 運良く 漁民の船買収 島を渡りて 只今帰参
真人山田石河麿呂>それで正使は 他の者たちは
葛城広成朝>正使の行方 不明 すべて西の海に没すと・・・
●葛城広葛城広成朝の顔 上目遣い
●足立鎌氏の顔 無言 知らぬ顔
●葛城広葛城広成朝の顔 上目遣い
葛城広成朝>今ひとつ
真人山田石河麿呂>申してみよ
葛城広成朝>すべては沈みましたが陶国王よりの口述が
大臣安賀多鹿法>何と
葛城広葛城広成朝>句里国 百国への助力は滅びる倭国の道標と
●全員の顔 息を飲む
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S20接見の間
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●大臣安賀多鹿法 一人だけ残る
●大臣安賀多鹿法 崩れるように椅子に座りながら 捨てるように
大臣安賀多鹿法>過ぎた時の遠い地から それだけでは陶国の出方がわからぬではないか
●大臣安賀多鹿法 遠い目
大臣安賀多鹿法>そうか 狗上真人成は西の海か
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S21接見の間より廊下を見る(夕景
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S22大空(夕景→
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S23大空(夕景↓
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S24島俯瞰(夕景→
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S25隠れ家2(夜
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●真日留女姫 柱に懸けた二つの巻貝の一つをを身に付ける
●真日留女姫 隠れ家を出る
●海部太郎 行き先を尋ねる
海部太郎>そなたは夜になると出かける 何処へ行くのだ
真日留女姫>聞かぬ事だ それに
●海部太郎 疑う
真日留女姫>ついて来てはならぬ
●真日留女姫 表情変わる
●真日留女姫 剣を抜く
●海部太郎 狼狽する
真日留女姫>動くな
●真日留女姫 剣を撃つ
●毒蛇を刺す
●真日留女姫 刺された分断された毒蛇を隠れ家の外へ放る(刺したまま外へ剣を回す蛇は血を傷口から吐き出しながら円弧を描く
●空中で虫が蛇の屍骸に群がりたちまち残らない
●真日留女姫 海部太郎を見返す 小さく笑いながら
真日留女姫>こうなる
●海部太郎 頷く
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S26森シーン2(夜
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●真日留女姫 歩き去る
●食肉植物のツルが伸びて真日留女姫を襲う 植物の狡猾さを出したい 真日留女姫を植物は知っている 罠に掛からない事を知っている 真日留女姫は植物の罠を知っている 用心している 植物は真日留女姫の足下へ蔓を伸ばすがやり過ごす と見せかけて後ろから襲う
●真日留女姫 逃げようとするが足に巻き付き 葉の刺が刺さる
●真日留女姫の足から血が出る
●真日留女姫 勢い良く巻き上げられる
●海部太郎 飛びつく 二人(真日留女姫は植物に海部太郎は植物へ)とも中空に
●真日留女姫の顔
真日留女姫>約を違えたな
●海部太郎 笑い真日留女姫の剣を抜く
●海部太郎 食肉植物のツルを切る
●海部太郎 真日留女姫を抱え込んで落ちる
真日留女姫>虫がやって来る
●海部太郎 笑いながら貝殻を見せる
真日留女姫>知っていたのか
●真日留女姫 生まれてはじめての男の体に羞恥 眉をひそめる仕草で
真日留女姫>もう良い 離せ
●海部太郎 黙ったまま真日留女姫を下ろし傷口をなめる
海部太郎>大した事はない
真日留女姫>これ以上は来るな 殺される 剣を返せ
●海部太郎 剣を渡す
●真日留女姫 去る
●海部太郎 見送る
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S27断がい3(夜
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●真日留女姫 草木をかき分ける
●真日留女姫 入口に入る
●真日留女姫 綱を伝わり降りる
●真日留女姫 揺らして岩に飛び乗る
●真日留女姫 綱を蔦に結ぶ 一方通行のため渡った後では誰もいけない仕掛け
●真日留女姫 階段を下る
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S28断がい俯瞰(火山の火口 底には水がたまり硫黄の匂い ガスが噴出し泡
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●海部太郎 覗き込む 目も眩む高さ 俯瞰で表現
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S29龍宮俯瞰回廊(夜
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●回廊に灯りがともる
●回廊に陰が伸びる
●回廊に盛装の真日留女姫が出現
●海部太郎 驚く(船乗りだから目は良い 遠くのものを見分ける
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S30龍宮回廊(夜
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●真日留女姫 前へ出る 表情は暗い
真日留女姫>爺 吾はいつまでこの島に閉じ込められておれば良いのじゃ
●翼老人 真日留女姫の後ろから陰→明るく
翼老人>真日留女姫はお忘れか 亀族との戦いに倒れた父君の最後のお言葉を
●翼老人 遠い目をする
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S31回想シーン(那国港 応接の間の斬殺 炎上する宮 裏の波止場 瑞国大軍 那国炎上
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●那国港のにぎわい(海より港へ→
>大陸との交易により長く自治を保っていた那国は豊かな国であった
●応接の間の斬殺 大海大海弦淇と海部内弓 扉を押し開け出現 海部内弓の手を振りほどき使節団に切り掛かる大海大海弦淇 切られる使節団団長 逃げまどう使節団 驚く那王
>瑞国の使節団 来那のおり かねてより軍事による対等の国家を主張し龍族と対立していた亀族の雄 大海大海弦淇は海部内弓の反対を押しきり使節団のことごとくを斬り殺した
●那王の館に迫る亀族の軍
>大海弦淇を差し出す事で和解の道を探った那王であったが それを知った大海弦淇は那王一族を捕らえようとした
>しかし那国の正統な後継者は龍族でなければならず民心を得るため大海大海弦淇は那王の真日留女姫(当時5歳)を探す
●混乱の中で那王はまだ幼い真日留女姫を養父の翼(翼老人)に託す 館の裏の波止場から逃げ出す真日留女姫を抱えた翼老人 王と妃海士爾が送る 控える家臣
●王の顔 妃海士爾に向かって
王>そなたは若い 落ちて真日留女姫を守れ
●妃海士爾の顔
妃海士爾>自由に生きよと ならば国には国の生き方があるように 吾には吾の生き方があります 吾は王の生き方が好きです 共にあらん
●王 妃海士爾の肩を抱いて炎上する館に戻る
●脱出する船 お付の者たち何人かが次々と矢に討たれ 海へ落ちる
●海部内弓 追っ手を手で制して
海部内弓>討つな
●夜の海へ消えて行く船
●瑞国の大軍
>面子を損なった瑞王は烈火のごとく怒り那国をせん滅するべく大軍を送り込んだ
●那国炎上
●翼老人の顔
翼老人>わしは今でもはっきり憶えておる 島に封じ育つを待て 真日留女姫は我ら龍族の最後の玉 何人たりともそれを漏らすな と
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S32龍宮回廊
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●真日留女姫 手摺より上を見上げる 暗黒
真日留女姫>くどい
●真日留女姫 海部太郎に抱きかかえられた時の興奮を静めようとする 胸に手を当てる
●真日留女姫 翻って
真日留女姫>吾は もう育ったのじゃ
●翼老人 身を低くして
翼老人>いましばらくのご辛抱を まだ整いません
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S33隠れ家(夜 遠くで稲妻
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●海部太郎 汚れた箱を見つける
海部太郎>この箱
●海部太郎の顔 雷光
海部太郎>思い出した
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S34回想シーン(大海原 晴れ 昼
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S35大海原
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●遠くより遣唐使船が近付く
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S36遣唐使船
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●遣唐使船 横位置 甲板員が働いている 綱を牽く 歩き回る
●遣唐使船 →後甲板→手摺
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S37上甲板
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●狗上真人成(正面)と葛城広葛城広成朝(側面)
葛城広葛城広成朝>もうすぐ故郷ですな
●狗上真人成 頷く
葛城広葛城広成朝>この度の陶国からの見返りは大きい 陶王よりの安堵も賜わる 倭国も万世順風
●狗上真人成 目が不審気
葛城広葛城広成朝>しかし あなたほどの器量の持ち主が何故遣いの役を?
狗上真人成>あはは 自分の力は己が一番知っているよ ならば担がなければならぬだろう
葛城広葛城広成朝>謙遜されては困りますな あなたの知識は大臣安賀多鹿法様を凌ぐと言うに
狗上真人成>いや 私の知識は所詮学んだもの 聞き覚えたに過ぎぬよ だが
●狗上真人成 目を下に向ける
●葛城広葛城広成朝 つられて見る
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S38甲板
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●→甲板 働く甲板員 船長明石珍彦明石珍彦に殴られ倒れる海部太郎
●倒れた海部太郎の顔のアップ
狗上真人成>彼の者は違う
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S39上甲板
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●狗上真人成(手前側面)と葛城広葛城広成朝(側面)重なるように
葛城広葛城広成朝>え?奴はただの水夫だ 身分もまるで違う
狗上真人成>身分?それは己で切り開いたものではなかろう
      親から受け継いだに過ぎぬ
      彼は 海部太郎は他の者と比べ物にならぬ 君とでさえね
●葛城広葛城広成朝 狗上真人成を見て嫌な顔
狗上真人成>吾は見たのだ
●狗上真人成の顔 目 →
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S40陶国宿舎
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●暗がり
●留学生佐伯連子麻呂の命と引換に写し取った異国にあって情報収集の任も帯びている学僧真城安清が狗上真人成に密かに持ち込む書状
●狗上真人成と一緒に海部太郎がいる事へ学僧真城安清の驚き
●狗上真人成 学僧真城安清へ
狗上真人成>海部太郎はある方より異国の言語に巧みな者として密かに預かった者 案じる事はない
●海部太郎 一礼
●学僧真城安清 安堵し書状を狗上真人成に渡す
学僧真城安清>吾に読めぬ文字が含まれております
●照明に照らし出される文字
●狗上真人成 読みはじめるが目が止まる 眉間にシワ
●海部太郎 裏側に写る文字に気が付く
●狗上真人成 海部太郎に渡す
●海部太郎 読む
海部太郎>この書状は遥かにいにしえの文字にて記され秘密の露見をはばかったものかと思われます
     しかし並みならば解せぬ事
     過去の文字とは読み解くべきにて
     謀に使われるべきものとは思いません 
●狗上真人成 驚く
●狗上真人成 書状に記す
●狗上真人成 書状を髪に結い込む
>異国の地で吾の断片しか知らぬ文字を海部太郎が読むのを
 何故知っているのか聞いてみたが
 自分でも分からぬと言う
 知識は羽織るものではないのだよ
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S41上甲板
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●狗上真人成(手前側面)と葛城広葛城広成朝(側面)重なるように
●→甲板
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S42甲板
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●海部太郎 何やら気付く 立ち上がって手を上げ指を立てる
●海部太郎 顔
海部太郎>風が温い
●海部太郎 目を転じて海をみる
海部太郎>臭いがしない
●海部太郎 船後部上甲板へ登る
海部太郎>船長明石珍彦 嵐が来る
●船長明石珍彦 憮然と
船長明石珍彦>その兆しはない 余計な事を
●狗上真人成 船長明石珍彦の方を見る
狗上真人成>どうなのだ
船長明石珍彦>船では吾が長である 賊の言う事など
狗上真人成>海部太郎が賊だと言うのか
船長明石珍彦>まさに 海部太郎の肩の入れ墨は亀族の証し 那国を引き裂き われらの通商を妨げた者
狗上真人成>それは15年も昔の話であろう 今は関係ない
●船長明石珍彦 憎そうに海部太郎を睨む
船長明石珍彦>根は同じ事 この目 何を企んでいるか分からぬ
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S43遣唐使船 横位置 波を立てて快走
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S44前部甲板
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●見張り 首を巡らしている 見つけ叫ぶ
見張り>来た
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S45嵐雲(ピッチあげる
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●大海原 黒雲立ち上る たちまち暗く 波高くなる
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S46遣唐使船甲板
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●甲板員 働く
●船長明石珍彦明石珍彦 驚く 狗上真人成へ
船長明石珍彦明石珍彦>いざ船室へ
●狗上真人成と葛城広葛城広成朝 不安げな様子で頷く
●船長明石珍彦明石珍彦 振り返る
●船長明石珍彦明石珍彦と海部太郎の目があう 波飛沫を被る
船長明石珍彦明石珍彦>おのれえ 穢れた者 不吉を呼ぶか
●船長明石珍彦明石珍彦 振り返り 甲板員に叫ぶ
船長明石珍彦明石珍彦>足が早い 帆を下ろせ 錨を落とせ
●向かって来る空に稲妻 さらに龍の幻影
●甲板員 怯えた表情 目を見開いて(幾人か)で上甲板の船長明石珍彦明石珍彦を見上げる
甲板員1>龍族の祟りじゃ 助からん
●海 ますます荒れる
●船長明石珍彦明石珍彦 手を挙げる
船長明石珍彦明石珍彦>持ち場を離れるな 船人の気概捨てるな
●甲板員 海部太郎を取り囲む
甲板員2>そうじゃ 呪われた海部太郎を海へ 生け贄じゃ
●甲板員 海部太郎に手を掛ける
●船長明石珍彦明石珍彦 飛沫と雷鳴の中で叫ぶ
船長明石珍彦明石珍彦>待てい 人身御供を手荒に扱うな 柱に縛りつけろお
●甲板員 海部太郎を柱に縛り付ける
甲板員3>悪く思うな 我らが為じゃ
●海部太郎 おとなしく従う
●画面一杯の船全体が激しく上下左右に
●柱と海部太郎アップ 激しく揺れる
●海部太郎 飛沫と雨に顔をゆがめる
●柱 折れる 帆ちぎれる 綱飛び散る
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S47船室
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●狗上真人成と葛城広葛城広成朝 留学生 学僧真城安清 恐怖の表情
●船室の屋根に柱が倒れて来る
●船室 屋根壊れる
●狗上真人成と葛城広葛城広成朝 転がる
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S48遣唐使船
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●遣唐使船 大きく傾く 留学生一人海に投出される 恐怖の表情アップ→海へ消える
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S49船室(斜
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●狗上真人成 立ち上がり
狗上真人成>もはやこれまでか
●狗上真人成 船室を出る
●葛城広葛城広成朝 慌てながら 船室の調度品へ寄り めぼしい金銀を掴む 服を破り包む
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S50甲板
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●狗上真人成 柱と海部太郎の元へ這いずって行く
●狗上真人成 海部太郎の足元から柱を掴みながら立ち上がる
●狗上真人成 海部太郎を縛った綱を切りながら
狗上真人成>水練の術に長けたそなただ そなたならきっと叶う
●狗上真人成 冠を取り頭の髪を切る
●狗上真人成 書状を髪ごと懐から出した小箱に入れる
●狗上真人成 海部太郎の胸に押し付ける
狗上真人成>頼むぞ手練はそなたしかいない
      これは倭国の運命を守るもの
      秘して漏らすな
      命の限り大臣安賀多鹿法殿に届けよ
●海部太郎 頷く
●海部太郎 体に小箱を括りつける
●龍の幻影
●海部太郎 叫ぶ
海部太郎>君よりお預かりしたこの箱を無事送り届ける事こそ俺の使命
海部太郎>使命 命に変えて天は我に味方せよ
●落雷 白く輝く
●柱 折れる
●海部太郎の頭を直撃
●記憶とぎれる
●落雷 白く輝く
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S51隠れ家(夜 雷鳴
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●落雷 白く輝く
●海部太郎 箱を抱えたまま つぶやく
海部太郎>俺は戻らねばならん
●暗がりから真日留女姫出現
●真日留女姫 失望の表情
真日留女姫>そなたは自分が何者であるか知ったようだ
●海部太郎 はっとして箱を隠す
海部太郎>そなたは龍族の真日留女姫だね
●真日留女姫 剣を海部太郎に向ける
海部太郎>そうか そうだね ここは倭国ではない
●真日留女姫 頷く
真日留女姫>それでそなたは亀族
●海部太郎 肩の入れ墨を触りながら
海部太郎>俺が倭国で探し尋ねても見つからない訳だ
     俺は父海部伊真とともに倭国へ出て渡来人を重用する安賀多鹿法殿に近付きそなた達の行方を探していたのだ
     吾の知る言葉は那国の言葉
     それもいにしえの言葉だ
     西海使正使狗上真人成様に鹿法殿より極秘に随行するよう頼まれた
     鹿法殿は開明なお方だ
     俺の話からやがて来る世界を信じてくれた
     大蛇は生きている限り喰わねばならぬ
●真日留女姫 海部太郎に切り掛かる
真日留女姫>知った以上 殺さねばならぬ
●海部太郎 逃げながら
海部太郎>俺は一度死んで龍の導きによりそなたと出逢った
     龍に願ったのは命に変えて使を全うする事だった
     そなたは俺の使の いや龍の化身ではなかったのか
     だが 与えられた使を果たす為にはこの島を抜けなければならぬ
     海原を渡る前に万が一俺が死んではそれが果たせぬ
     俺は俺である事を裏切る訳にはいかぬ
●真日留女姫 追撃
真日留女姫>黙れ
●海部太郎 転ぶ
●真日留女姫 海部太郎にまたがる
●目が合う
海部太郎>俺は約を違えぬ
     それが俺の真実だからだ
●真日留女姫 目をつむり剣を大きく振りかぶる 海部太郎から見た動き
●剣 打下ろされる
●海部太郎の首筋近くに突き刺さる
●海部太郎の首から血
●真日留女姫 我に帰ったかのように
真日留女姫>できぬ
●真日留女姫 海部太郎に覆いかぶさるように
真日留女姫>吾は
●真日留女姫 海部太郎の首の血をなめる
●真日留女姫と海部太郎 結ばれる
●稲妻と雷鳴の中でシルエット 真日留女姫のけぞる
●シルエット静かになる そのまま
海部太郎>一緒に島を出よう
     そなたがいれば継ぐ事が出来ようものに
●シルエット 真日留女姫 上半身を起こす
真日留女姫>それはできぬ
      天空の星のように互いに触る事さえ許されない事実を知ったところで何の未来にもなるまい
      摘み取られて生きる花もあろうが吾は違う
      そなたの花器が如何に大きいものだとて 吾を捉えて放さぬ事など出来よう筈もない
●二人を俯瞰
海部太郎>ならば俺は全ての関わりを棄て
     永劫野辺にさすらい生きて歌人になるより術はあるまい
     それが解決となるならば
真日留女姫>いな それは誰の目にも明らかな誤り
      そなたの使 何よりも今はそれを大事にすべし
海部太郎>そなたの元へ戻る 約束しよう
●真日留女姫 顔を再び海部太郎に近付けて
真日留女姫>ならば新月を待て
---
S52洞くつ
---
●階段を降りる真日留女姫 海部太郎
●龍宮回廊を通り過ぎる真日留女姫 海部太郎
●龍宮全景(上に見える火口を中心に廻るように見上げる感じで
●波止場
●波止場は深い穴 向かいに洞穴が外に向かって開いている
真日留女姫>潮が大いに満ちる今夜だけだ
●海水が溢れる
●穴を俯瞰で 海水が注がれるに連れ船が暗がりから浮かんで来る
●真日留女姫 海部太郎の腰まで海水が満たされる
●脱出用の龍王遊行船(亀族に追われた際と同様
●船に沿って歩く真日留女姫 海部太郎(後ろ側から横位置移動
海部太郎>日出る処 朝日に向かって行く
●船に荷物を運び入れる
翼老人>真日留女姫 王国を裏切るか(声のみ
●真日留女姫 海部太郎 はっとして顔を見合わせ後ろを振り向く
●翼老人 暗がりより出現
翼老人>真日留女姫の気紛れだと思い見逃して来たが 島を出る事生きて叶わぬ 真日留女姫もそれはご存知の筈だ
●真日留女姫 うなだれる
翼老人>どうやらこの男に惚れて 遊びで済まねば
●翼老人 背中の剣を抜く
翼老人>いや惚れるのは構わぬ 立派な跡継ぎを産む為には男は必要だ
●翼老人 剣を構える
翼老人>この若者は真日留女姫を助けまたその剣もかわした 智力共に優れておる 多くの部下を見て来たわしにはそれが良く分かる だが
●翼老人 片手で腰に携えた剣を抜き海部太郎へ放る
●海部太郎 剣を掴む
海部太郎>この剣は 狗上真人成様の剣
●海部太郎 翼老人をにらむ
海部太郎>おのれ
●翼老人 薄ら笑いを浮かべる
翼老人>そうだ わしが始末した
●海部太郎 剣を構える
翼老人>その意気だ
●翼老人 真日留女姫を見据え
翼老人>ここで若者を外界に放てば、たちまち我らの所在は明らかになる しかも亀族ではないか
●翼老人 海部太郎に切り掛かる 飛沫が飛び散る(決闘中続く
●海部太郎 剣の鞘を棄て抜き身を構える
翼老人>それでは密かに隠れた者達の努力が水泡に帰す
●海部太郎と翼老人 激しく打ち合う
●翼老人の剣は重く強い 海部太郎の直剣は突くに適すが薙ぎに弱い たちまち追い詰められる
翼老人>皆も時の満つるを待っているのですぞ
●翼老人 剣をかえしながら
翼老人>真日留女姫はそれを己の心内のみで判断されようとする
●翼老人 力を込めて打下ろす 海部太郎の剣が飛ぶ
翼老人>その裏切り 許されるはずもなかろう
●翼老人の剣 海部太郎の首近くに寄る
●真日留女姫 叫ぶ
真日留女姫>良い 吾が殺す
●翼老人 横目で真日留女姫を見る
●真日留女姫 真剣な表情で翼老人を見る
●翼老人 納得した表情で海部太郎から離れる
翼老人>良かろう
●翼老人 真日留女姫に向かい 剣を回して柄を真日留女姫に向ける
●真日留女姫 翼老人から剣を受取る
●翼老人 真日留女姫に覆い被さる
●覆いかぶさった翼老人の背中ごしに
●真日留女姫の顔驚く アップ
●翼老人 苦痛に歪む顔
●翼老人の背に剣が突き抜けるアップ
真日留女姫>じ 爺 故意じゃな
●真日留女姫と翼老人
翼老人>これで良いのだ わしが死なねば姫の望みは叶わぬ
●真日留女姫 翼老人を抱える
●海部太郎 驚きながら近寄る
●真日留女姫 顔 涙
真日留女姫>爺 許してくれ
●翼老人の顔 怒りがなく安らかな顔に変化
翼老人>老いぼれの 今生最後の勤めじゃ 若者 宝を持て 命を繋ぐ助けになる
●海部太郎 困惑しながら頷く
翼老人>若者 姫を連れて行くと約束せよ
●真日留女姫 驚く
●海部太郎 翼老人の手を握り自分の胸に叩くように当て 力強く頷く 真日留女姫を見る
真日留女姫>何を言う 吾はこの島に残る 時を待つ
●翼老人 苦しそうな息の下から
翼老人>龍はまもなく再生する(休火山だったもちろん当時は分からない大地の怒りと解釈しただろう龍は本来水だ亀は大地だそれが逆転した事に悲劇がはじまったのだった)
●海部太郎と真日留女姫 顔を見合わせる
翼老人>真日留女姫は龍宮が熱くなりはじめた事に気付かなかったか
●真日留女姫 はっとする
翼老人>この島はそう遠くない日に消える
●翼老人 顔 目が閉じられる
翼老人>もはや王国の夢は真日留女姫のみ
●翼老人の体 ふいに重くなり 顔が水中に没する
●3人を 俯瞰
●洞窟の壁 振動 3人の回りに小石が転がり落ち水面に波紋 非常に小さな波紋 哀れなほど小さな破綻の序曲
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S53龍宮出口
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●海水 さらに増え船持ち上がる(坂道なので操作が難しい 水面にあわせて船を進めなねればならないが火山の初期爆発で岩盤が崩れ躊躇する時間がない)
●海部太郎と真日留女姫 船の上
●真日留女姫 振り返る
●龍宮全景 ますます崩れる予兆 岩壁から剥がれるように滑落する岩 穴に落ちて水しぶきを立てる
●真日留女姫 顔アップ
●真日留女姫 子供の頃の情景 逃げた際の恐怖 翼老人との暮らし(釣り 剣術
●翼老人の遺骸 龍宮の回廊に安置されている 俯瞰 落ちる小石ぱらぱら
●翼老人の胸に組まれた両手をなめて 出口に向かう船と真日留女姫の姿を後尾から
●出口から船が現れる 出口が崩れる
●船の大きさ変わらず 島が遠ざかる
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S54大海原(夕景→昼→夕景
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●雄大な海→ 遥かな雲→ 赤い→ 龍王遊行船左から右へ(頼り無い感じ 世界の大きさ 人間のはかなさ
●龍王遊行船 凪ぎで止まっている 帆はダレている アップ
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S55龍王遊行船
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●舳先に立って前方を眺めながら途方に暮れる海部太郎
海部太郎>このままではラチがあかぬ
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S56龍王遊行船から海面
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●海部太郎 目を上げると小島が出現
海部太郎>龍よ 我を助けたか
●大海亀出現 垂直に浮き上がる
●龍王遊行船 翻弄される
●大海亀 盾が開く軍船に変型
●海部太郎背を向けたまま
海部太郎>おおっ! 亀族の軍船だ
●真日留女姫 驚きの表情から怒りの表情へ
真日留女姫>そなた 知って吾を裏切ったか
●海部太郎 振り返って
海部太郎>違う
●軍船 龍王遊行船に近付く 甲板に何人かの姿
●兵士1 叫ぶ
兵士>龍族の船だ 那王の船だ
●軍船 縄の付いた銛が何本も飛んで来る 懸けて龍王遊行船をたぐりよせる
●海部太郎 船揺れて船の中に転がる
●縄を滑り降りて来る兵士 おりきっていない
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S57龍王遊行船
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●真日留女姫 船に置いてある剣を取ろうとする
●兵士2 真日留女姫を目で追いかけ船に降りると素早く剣を構える
兵士2>きさまあ!
●海部太郎 真日留女姫と兵士2の間に立つ
海部太郎>止めろ 奴隷だ
●兵士2 海部太郎を突き飛ばすが 海部太郎の肩を見て驚く
兵士2>お前は 何故 龍族の船に
●真日留女姫 舳先から剣を抜いて走って来る
●兵士2 海部太郎を見ていたため正面から切られる
●将校1 目の前に のけぞるように倒れた兵士2に押されるが真日留女姫の剣のつばが見える
●将校1 叫ぶ
将校1>あっ!その剣は王の剣!
●将校1 倒れる
●将校1の倒れた後ろから海部内弓の姿
●海部内弓なおも向かって来る真日留女姫から身をかわし 剣を持つ右手首を掴む
海部内弓>手荒にはせぬ 剣をお預かりしよう
●海部内弓 海部太郎の顔を見て驚く
海部内弓>そなたは浦の海部太郎 倭国ではなかったのか 何故
海部太郎>叔父上
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S55亀族軍船
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●威厳を損なう事なく歩く真日留女姫(甲板の横位置で
兵士>おお あれが那王の真日留女姫か
●真日留女姫 甲板の奥へ進む(二人に向かって
●ひざまずく大海大海弦淇と海部内弓
大海大海弦淇>真日留女姫 ようこそ我が艦へ
●真日留女姫 椅子に座り 大海大海弦淇へ目を向け
真日留女姫>王の敵 母の恨み 那の災い よくも吾の前に姿を現した
●大海大海弦淇 頭を上げる
大海大海弦淇>いかにも
●真日留女姫 冷たい視線で
真日留女姫>自害せよ
●大海大海弦淇 困った顔
大海大海弦淇>それはできませぬ
●真日留女姫 変わらず
真日留女姫>しょせん卑怯者よな
●大海大海弦淇の顔 哀れみと怒りと悲しみに溢れた表情?海部内弓 海部太郎それぞれの顔
大海大海弦淇>我らは真日留女姫をお探ししていた
●真日留女姫 変わらず
真日留女姫>おのれが欲のためであろう
●大海大海弦淇 哀れみと怒りと悲しみに溢れた表情
大海大海弦淇>瑞国は句里国との戦いにおいて那国に水軍の派遣を要請して来た
●応接の間の瑞国の使節団団長の冷酷な顔
大海大海弦淇>しかしその実は恫喝に等しかったのだ
●龍王 瑞国使節団団長にひざまずく
大海大海弦淇>瑞国に加担し句里国に絶望の明日を見せる事は容易だ しかし
●海部内弓 顔
海部内弓>遅かれ いずれは我らもすべてを奪われる
●瑞国王シルエット
海部内弓>瑞の王は常にその餓えた口を閉ざす事はない
     大蛇は生き続けるために食わずにはおられない
●海部内弓 顔
海部内弓>だが我らは瑞国の給仕でもなく 餌を与えられる豚ではない
●真日留女姫 表情変わる
大海大海弦淇>那国は南に港を構える 瑞はそれが必要だった
       要請を受ければ莫大な戦費と兵士の多くを死なせなければならぬ
       瑞国は我ら亀族の水軍の力を恐れていた
       使節団団長は吾の暗殺を女に命じた。
●真日留女姫 大海大海弦淇の正面から
真日留女姫>断れば
●大海大海弦淇 変わらず
大海大海弦淇>やはりそれを理由として瑞国は動く
●瑞国王シルエット 手を挙げる
大海大海弦淇>我らは闘わなくてはならぬ
       だが父君龍王は闘いを嫌った
●斬られる瑞国使節団団長
大海大海弦淇>あくまで通商によって国を守ろうと考えた
       醒めれば消える幻想に過ぎぬ愚かな判断だ
●真日留女姫 憎しみを込めて
真日留女姫>それで王を
●大海大海弦淇 引き締まった顔つきで
大海大海弦淇>いずれを選んだとしても血は流れる
       ならば那国のために流さねばならぬと考えた
       だが信じぬかも知れぬが
       王 君が父は我らが殺したは誤りだ
       宮殿を囲った頃には殺されていた
●大海弦淇 一瞬迷ったが
大海弦淇>首を切断されて
●真日留女姫 椅子から立ち上がり大海大海弦淇を指差し叫ぶ
真日留女姫>吾は命令する 吾を那国へ戻せ
●大海大海弦淇 はっとする
大海大海弦淇>知らぬのか 帰る地はもはや ない
●海部太郎 驚く 海部内弓を見る
●海部内弓 首を振る
●真日留女姫 意外な表情
真日留女姫>そなた 今… 何と申した
●大海大海弦淇 哀しみの目
大海大海弦淇>那国は彼の地にない
●真日留女姫 椅子に崩れる やがて呆然とした表情で
真日留女姫>嘘だ 何のために吾が島に生きたと思う 何のために皆が死んだ 何のためだ
●真日留女姫 気が付いたかのように気丈に
真日留女姫>何故だ
●大海大海弦淇 立ったまま
大海大海弦淇>我らは句里国と結び いったんは勝利した しかし瑞国の差し金で胎内に不満分子が生まれた句里国は同盟を破った
●大海大海弦淇 無念そうに
大海大海弦淇>勝つ事 それがすべてだった 生き残る為には誰よりも強くなければならなかったが
●大海大海弦淇 自嘲気味に
大海大海弦淇>結果は後に興った陶国に漁夫の利をさらわれ 抗う海賊に変わりない
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S56瑞国との攻防
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●瑞国の大軍 城下に迫る 旗 兵士
●大海大海弦淇 城壁で叫ぶ 剣を振る
●大海大海弦淇 ぼろぼろになって海部内弓に抱えられながら城を振り返りつつ退却する
●軍船 去る 弓が船に向かって飛ぶ
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S57亀族軍船
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●真日留女姫 厳しい目で大海大海弦淇ほか周囲を見回して
真日留女姫>すべては亀族が割ったがゆえ那国滅んだ
●大海大海弦淇 首を振る
大海大海弦淇>体は失うとも魂は滅んでおりません 真日留女姫が健在 龍の流れより生まれて亀の地に根付くは理のまま
●真日留女姫 叫ぶ
真日留女姫>すべて そなたの都合の良い事ばかり
●真日留女姫 冷静になって
真日留女姫>だがここに至って為す術もなし 言う通りにしよう しかし成就の暁には死を授ける
●大海大海弦淇 ひざまずき甲冑に手をあて
大海大海弦淇>意のままに 今より真日留女姫をお守りいたす
●大海大海弦淇 立ち上がり一同を見渡して
大海大海弦淇>今 まさに那国の再興 向かう道が見えたぞ
●船甲板俯瞰 人々 歓声 引いて全軍の様子 船にして20艘前後
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S58亀族軍船 艦内
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●海部内弓と海部太郎 話し込む様子
海部内弓>あの島は死の島 生きて帰った者はないと聞く呪われた島だ
海部太郎>真日留女姫と翼老人の計らいにて出る事叶いました
●海部内弓 頷く
海部太郎>吾はこれより倭国へ向かいます
海部内弓>何故 真日留女姫を探し出した以上 戻る必要はないではないか
海部太郎>妹に無事を知らせねばなりますまい
海部内弓>ならば 我らの兵士を伴い送らせよう
海部太郎>いえ それには及びませぬ 吾一人で参ります
海部内弓>何か 案じるところでもあるのか
海部太郎>・・・(黙り込む)
●海部内弓 しばらく探るようにしていたが
海部内弓>そうか 残念だが兄と同じだ 信じた道ならば進むが良かろう
●海部内弓 右手で海部太郎の肩を抱く
海部内弓>龍王遊行船では この先の外洋航海は無理だ 船を貸そう
海部太郎>ありがたき仰せ 明朝 早く立ちます
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S59亀族軍船 甲板 亀族小舟(朝
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●見送る人々 青い影(無理なら背景でらしくする)
●船の積荷用意
●大海大海弦淇と海部太郎 挨拶(右手腕を組み交わす)を交わす
●海部太郎 真日留女姫(前日の戦闘服から正装に変わっている)と見合う
海部太郎>吾は命を龍神に預けた 幾度も命を失い授かった 必ずや使 やり遂げて戻る
●真日留女姫 うなずく
真日留女姫>吾の生きる花器は那国 されど愛でる男はそなたのみ
●海部太郎 何か言いたげな表情から一変してかしこまる(感情を抑えて
海部太郎>真日留女姫の大願 叶います事を
●甲板より船降ろされる
●船の海部太郎 手を振る
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S60飛鳥板蓋宮俯瞰(夕刻
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S61大臣安賀多鹿法居宅門前
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●倒れている白髪の乞食(海部太郎)に足立鎌氏が狼藉を働く
足立鎌氏>大臣安賀多鹿法様が通るのだ 邪魔だ どけ
●海部太郎 顔をあげる
海部太郎>その大臣安賀多鹿法様にお伝えしたき事あり
●出て来た大臣安賀多鹿法が制止する
●大臣安賀多鹿法 海部太郎の方を向く
大臣安賀多鹿法>して
海部太郎>狗上真人成様より預かり置きし箱をお渡しする為 命授かった者
●狗上真人成の名を聞いて大臣安賀多鹿法 足立鎌氏共に顔色を変える
●海部太郎 箱を大臣安賀多鹿法に渡す
●大臣安賀多鹿法 受取って
大臣安賀多鹿法>しばし待て
●大臣安賀多鹿法 門へ引き返す
●海部太郎 立ち上がり背中を向け歩み始める
海部太郎>これで良い
●足立鎌氏 舌打ち
足立鎌氏>狗上真人成が命を掛けてまで大臣安賀多鹿法へ渡せとは
●足立鎌氏 衛兵に目配せ
足立鎌氏>国家の機密を見たかもしれぬ 殺せ
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S62大臣安賀多鹿法の部屋
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●大臣安賀多鹿法 扉を閉める
●大臣安賀多鹿法 箱を開ける
●大臣安賀多鹿法 納められた書類を読む
●書類>貢朝せぬ句里国を撃つは陶国の嘘にて半島への足掛かりを得んとする 句里国 百国との決別は滅びる倭国の道標
大臣安賀多鹿法>これで倭国は決まった
●大臣安賀多鹿法 灯明で焼く
●煙りが立ち上る
●妃海士爾 その様子を見る
●大臣安賀多鹿法 妃海士爾に気付く
大臣安賀多鹿法>道は常にひとつであってはならないのだよ
   国は八重もの道を歩まねば立ち往く事適わないのだ 海部太郎が守った狗上真人成狗上真人成狗上真人成との約は 那国への援助の約として新しい世界は守られる事だろう
妃海士爾>大臣安賀多鹿法様はその為に兄すら葬りなさる 足立鎌氏様が追っ手を差し向けました
●大臣安賀多鹿法 呆然とする
大臣安賀多鹿法>馬鹿な
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S63竜宮島爆発 噴火
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●光に包まれる 海が荒れる 同心円状に波が高くなる 津波 龍が生まれ空に(画面手前)向かってアップ
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S63飛鳥板蓋宮大路
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●衛兵 後を追う
●海部太郎を発見
●衛兵 海部太郎に向けて矢を射る
●矢は突き抜けてしまう
●辺りが暗くなる
●うろたえる衛兵 視線が泳ぐ 見上げる
●雷鳴と共に龍出現
●追い付いた足立鎌氏 衛兵を突き飛ばす叱る
足立鎌氏>何をしている 貸せ
●足立鎌氏 衛兵より弓を奪い 龍に向かい矢を射る
●雷光 放った矢は燃えて大きくなり戻って来る 矢を射る足立鎌氏に突き刺さる
龍>この者の命は我が預かり置きしもの 何人たりと奪う事許さぬ
●海部太郎 体中から炎が吹き出し火焔に包まれる
海部太郎>嗚呼!我が妻 帰るよ
●火焔 中空に浮かび龍の手に掛かる やがて西へ飛ぶ
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S64亀族軍船真日留女姫の居室
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●真日留女姫 寝ている
●真日留女姫 気配に起き上がる
●陽炎が立ち上り龍が出現
龍>時を待て 信義を成せ
●真日留女姫 龍の言葉に海部太郎の最後を感じ取る
真日留女姫>嗚呼!我が夫
●真日留女姫 腹を押さえる 妊娠
●鼓動が鳴る

高すぎる理想は自分を潰すよね。:牙虫(がむし)
仕掛けられた戦争:対等に付き合おうとした国に対して策謀を用いて情報操作をした人々がいた。


posted 久多@麩羅画堂 : 06:43 PM | comments (0)

February 14, 2007

色褪せた竜宮異聞のシナリオ^^;

昨晩早く帰宅。吉田暁君に教えていただいたNHKスペシャル「大化改新 隠された真相〜飛鳥発掘調査報告〜」の録画を見る。ふ〜ん。順を捨て異を集めて構成した竜宮異聞が異聞でなくなった。巨大船で完全に打ちのめされた。2002年5月からのは何だったのだろう。写真は亀族の軍艦020806考案


posted 久多@麩羅画堂 : 11:55 AM | comments (0)

November 04, 2006

やはり仕事です。

アニメって絵で分かるのが最高だと認識している。例えば先祖が同じと言う事を理解させる為に家紋の類を似せている。しかし短い時間の中で分かる筈もない。ギミックを忍ばせる姑息に感じる。だから特典映像は嫌いなのだ。端から入れろよ。みたいな^^;

自分の作品の場合どうしても台詞が重要で、それがないと何が何だか分からない状態になる。例えば龍を守護する亀は分裂国家を外敵から守る為に自ら守護となった。一方王となった龍は国家を守るため朝貢外交に徹して来た。やがて島の民=龍族(大陸から追われた子孫)と海の民=亀族(大陸に憧れながらも果たせずやがて滅ぶ運命の者達で大陸から追われた子孫)は両輪であるべきの歯車のズレを運命と受け止め始める。その葛藤が悲劇へとひた走るのだが、四季の移ろいのような筋書きではシナリオを読むと流れは分かるのだが何か大きな動きがないと理解されない。これは怖い。絵だけでは追いつかないのだ。
今晩は南太田でメンズヌードデッサン
さらに年賀状が自宅、会社、親の分・・・うう
何処にルソー入れるか?あんたはダリ?久多オリカレ、某合同展の天部畳シリーズ・・・他諸々べらぼうだ


posted 久多@麩羅画堂 : 11:52 AM | comments (0)

October 29, 2006

竜宮異聞ポリシー。

平面的である事
彩度が高い事
能動的である事
濃密である事
デフォルメを徹底させる事
見た事がない事
媚びない事
官能的である事
色相は七色に留める事
(紅、群青、蒼、橙、赤紫と繋げる色として黒、白)
負けぬ気概を維持する事


posted 久多@麩羅画堂 : 03:25 PM | comments (0)

October 01, 2005

微速前進。

弦淇 吾を倒して 国 務まるならば 倒すが よかろう

久々に。しかし何枚描くのだろうか・・・


posted 久多@麩羅画堂 : 06:50 PM | comments (0)

September 29, 2005

微速前進。

正義なんて立場が変わればまったく意味がない。
ののしれば相手もののしる。
がんばりだって他人から見ればどおって事ない。
つまり
自分だ。

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S01-1インデックス
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●黒の背景に久多マーク(白)周囲から回転しながら柔らかく流れ込むように
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S01-2大洋
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●大洋のイメージ(青 海の上を流れるように久多マークが滑り溶けて行く
●青を背景に
異夢譚
原作・画動 久多@麩羅画堂2005
---
S02タイトル
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>命 男 之を費やし 女 之を紡ぐ<<ポイント外さないように
---
S02-1階段
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●青 の中に男の顔白く浮かび上がる
●追っ手に追われ階段をかけ上る留学生 佐伯連子麻呂 腹から竹簡をこぼしながら炎に消える
 こぼれる 炎に溶ける、消えるの感じをイメージとして青から赤

結局自分が興奮できるか、できないか。
つまり、誰よりも楽しめるかだろうなあ。


posted 久多@麩羅画堂 : 07:32 PM | comments (0)

September 11, 2005

微速前進。

いろいろ揺れてしまったけれどやはりこれしかないわ。
我流でもこれが自分のスタイル。
一昨晩プロのみなさんとお話しして薄々感じてはいたのだが
自分の描いた物語は自分の描き方でないといけないのだ。
当たり前の事だがアニメーションとなるとそれは似合わないと思い込んでいた。
回り道にえらく時間がとられた。
再開だ。

でも再開すなわち早速ではありません。
絞り込みに迷いがなくなった。
いや迷いがなくなったから絞り込みか。
動かない分物語を再考しなくてはならないしね。


posted 久多@麩羅画堂 : 04:15 PM | comments (0)

August 29, 2005

久しぶりの

と言うのも仕事漬けの日々でして、
仕事の事を書いても仕方がないからでございます。
自宅に戻ればぐったりでソファーに寝転がるといった惰性のあたし。
最近疲労が目だつようになって来たのも早や夏バテかも知れません。

そもそも夏バテの原因は無理無体なお客様のわがままも含まれますが、先週NHKの「アウシュビッツ」を連夜、F1イスタンブールのせいかも知れません。
また土曜日は折角楽しい時間を過ごしたのに、日曜日の夕方のデータ不備による徒労の3時間がかなり効いているかも知れません。
昨日は集中豪雨の中、バッグの紐が切れ、携帯の電池も切れ、お気に入りの靴がぐしゃぐしゃになり情けない気持ちになったせいかも知れません。
さてさて愚痴はこの辺りで、異聞は表現を変える事としました。あたしはやはりアニメーターではなく絵を描き動かすイラストメーションがやはり自分に一番あっていると思うからです。
あこがれはあっても人と同じ表現をしても無理だとやっと悟ったからです。


posted 久多@麩羅画堂 : 04:01 PM | comments (0)

May 17, 2005

柔、剛を制すか。

大海弦淇
柔、剛を制すか。
だが所詮柔に過ぎぬ。剛を制するものは剛でなくてはならぬ。

阿武
氷女よ、しくじったか。
那国は近きうちに柔の恐ろしさを思い知る事だろう。


posted 久多@麩羅画堂 : 07:44 PM | comments (0) | trackbacks

April 07, 2005

いかに生むか。

641b250d.jpg脚本としてまともな物になるかは別次元の問題として私の場合は現実からと夢からと二通りの誕生がある。
写真は国道一号線の円福寺の桜。門の脇に見事な大樹があり盛りを過ぎた桜が宙に舞う頃は圧巻である。
情の欠片もない無慈悲な医師の宣告と百段階段の野良猫「キジ」との出会いと舞う桜吹雪が例えようもない無常観を自身に与え「猫谷物語」を生んだ。


友人とのたわいもない会話で「南の島には龍が横たわりいつか昇を待っている。」と浦島伝説が結びつき「竜宮異聞」が生まれた。
自宅の壁時計の針が重なるを見て家人と交わした会話「次に重なるのは法則にするとどうなんだろうか。」から時の重なり、時を刻む者達の一瞬の出会いを引き出し「刻の眷属」が生まれた。
これらはすべて現実から生まれた訳だ。

一方モデルとの葛藤から夢を見て曖昧で理屈の通らない筋の隙間を埋め繋いで生まれたのが「墨女」であり、男女に潜在する価値観の相違から見た夢が「鏡」である。

恐らく理由の伴わない夢は見た試しがないからこれはらも現実が引き起こした素材と言える。同様に「竹女」は筍掘りに出かけた藤沢の風景であり「蝉」は芭蕉の一句であり「女鬼」も瀬戸内海の小島の赤い土だ。
問題はこれらが夢にまで出る強い力を持っているかどうかに掛かる。

知り合いの広告代理店の営業は一度は外されたのにも関わらずクライアントから一本の広告再開の電話を受ける夢を見たと言う。そのくらいでないと営業はできないよと事も無げに言っていた記憶がある。

自分の思考や感情を制する程の強力な存在。それこそ自分の考える物語なんだと思う。
捨ててしまえば消えてしまう無数の儚い存在。それらの中から選ばれた者達だけがカタチになれる。


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April 06, 2005

若干と言うか

2a710b01.jpgいろいろありまして、あらたな気持ちで出発したいので試作として晒しておきます。
原因の切り分けはできたので以後これがどう変わるかは完成まで秘密。
左右600ピクセルで36秒。1.4MBありますのでとても重いかも。
いろいろ部品なんぞが見えますがお見苦しい点はご容赦ね。
これ

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April 03, 2005

演技。

bbb6d21d.jpg先日アニメに対して若干落ち込んだのは、尾澤直志氏のアニメ作画のしくみ(キャラに命を吹き込もう!)を読み、「動かすだけに終わってしまい作る楽しみを見逃しているのではないか。」の文でした。

自分の今制作している物が、「動いているが動いているよう」に見えない。何遍見直して手を加えても同じだったのです。これではただの自己満足だ。観客の方を見ていない。そうも感じたのです。
弾んでいない、ただ動いているだけだ。絶対どこかに解決する方法がある筈だが分からない。このような状況でした。
もちろんオーバーな演技でメリハリを付ければ少しは解決の方向に向かうかも知れません。
しかし沈着冷静で自分の過ちに気がつき仕事をしようとする刺客に遊びがあるはずもありません。失敗すれば恐らく死が待っている。
ここに落とし穴が潜んでいたとは。

感情は見せなければ分からない。
冷静な感情と絵づくりは異なる物だったんですね。
それを「見せなければ」冷静さが伝わらない。
つまり作る喜びとは、ここにあった訳なんです。やっとね。

図は倒れた氷女の結った髪がほどけていく様。整ったものが崩れる終焉にふさわしい演技かな?と思ってね。


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April 02, 2005

鰐の祖、阿武。

08d045e9.jpgサービスカット。物語では顔を出さないから。


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March 29, 2005

OH!このような方法があったとは!

f8375775.jpg無知とはつくづく不幸な事だわ。


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March 28, 2005

狭い狭過ぎる。

52ccf9dd.jpg何とかならんのか、この狭さ。


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動きはブラーで。

eb6503ca.jpg動かさなくても動いて見える。


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March 27, 2005

カットカットカット。

666b5cb4.jpg別アングルの絵を描きたいからカットを多用する不純。


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March 26, 2005

手と腕の回転。

80867bb0.jpg仕事の時間と睡眠時間確保のため牛歩。いやミミズの歩みか・・・


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March 15, 2005

刺客氷女弦淇に捕捉されるまで

d97c7f8c.jpg48フレーム進行。


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March 14, 2005

1行の終盤。

7109cec2.jpgにさしかかる。


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弦淇振り向き。

64172f70.jpgこれも中割りで2コマ打ち。まだ止まる位置まで描き進めます。
前回の更新日からの進行状態でした。
でもまだこれはシナリオの1行でそれすら終わらない。
「弦淇刺客を殺す」・・・
まあ本業の合間ですから仕方がありません。


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弦淇アップ。

56d31583.jpgままです。


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弦淇の逆襲。

6598da9f.jpgですね。


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弦淇のラフスケッチ。

f0d77079.jpgいわゆる中割り。


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氷女のラフスケッチ

2398a50a.jpgさくっと。


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March 10, 2005

事後の寝室。

13148ea7.jpg背景は事後の寝室。しかし描き直しですな。
事前は2月10日の日記に。あああれからもうひと月・・・
道は遠いです。


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March 08, 2005

これだけ。

10dda49e.jpg本業が忙しく異聞は氷女の薄衣を描き加えただけで止まっています。


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March 06, 2005

8フレームだけど

3a4eee77.jpg8フレームだから3分の1秒。だけどその後0.5秒止めの絵だから描き込まないといけない。
描くのは8フレーム分だが都合20フレーム。
結構目に入る物だ。いや作っている本人だけかも知れないのだがトゥイーンだけだとやはり気になる。


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March 05, 2005

若干進む。

594a258a.jpg48フレームで2秒ほど。うーむ先はまだまだ見えません。まだ1行に変わりなしですから。


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March 04, 2005

デッサンが狂う。

13dc5e4e.jpg基本デッサンから逸脱気味。


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March 03, 2005

中割り。

2de09fa4.jpg墨女では少なかった中割り。異聞は相当数。
握りとひねり。
先の事を考えバストアップ多用にしようかな・・・


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March 02, 2005

修正。

682dca19.jpg髷が小さくなってしまったので修正した。
先へなかなか進まないので若干焦りもある。


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March 01, 2005

まだまだ1行。

826b4925.jpg本業が忙しく36フレーム。ほとんどトゥイーン。


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February 28, 2005

まだ女刺客

bb2bb9a3.jpgメディア文化祭アニメーション部門受賞作品上映会に出かけました。
もっとも大賞「マインドゲーム」ではなく短編の優秀から推薦まで14本。

休憩無しの100分弱でしたが見せ場の固まりみたいな物であっという間。
2本を除いてもちろんセル画風ではありましたけれどほとんど3DCG。
短い時間に言いたい事をしっかり言う短編が上位なのですが、私は彼岸に旅立った母へ手紙を書くスタイルの「神谷通信」が余韻があって好き。
相変わらず尻尾を巻いて逃げ帰りました。
異聞はまだまだシナリオ行数で710分の2。
1176フレームあたりをうろうろと。
ちなみに今回は24fpsですから49秒か・・・


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February 26, 2005

プロは決して動揺しない。

c0c382ea.jpg昨晩の帰宅途上、刺客の動きと表情を考えていた。
一撃で仕留められなかった刺客は動揺したのだろうかと。

勿論それが主人公である場合は別であるが一瞬画面に現れる刺客の表情など一般には重要な事象であるにも拘らず刺客は黒い陰に覆われてまるで添え物のように倒されて行く。
仮に映ったとしても目がぎらつき最後は苦悶の表情で一件落着。
初期、ほとんどを黒で塗りつぶし簡単に済ませようと考えていた事は事実だ。
しかし重要である人物を倒そうとするからには刺客にもそれ相応の互角とも言える人物を与えなくてはなるまいと考えるに至った。前述の表情に一考の余地があり埋まってはいないのではないかと思ったのだ。
プロであるからには状況の対処に数多くの選択肢を持って然るべきで結果としては無表情で行こうと決めた訳だ。
声を発せず機敏な動作である事を心がけたい。
刺客について
614年、瑞に生まれ氷女(ひめ)と名乗る美女。幼い頃に暗殺集団「鰐」に拉致されその際両親の死を平然と見ていた事から祖「阿武」に愛されさまざまに仕込まれる。性技は巧緻を極めるがそれは目くらましに過ぎず他の刺客が性器に仕込んだ毒袋の破裂を以て対象物とともに相打ちとなる手法はとらない。絲術を得意とし頸動脈の一撃必殺は見事だ。瑞使節団とともに那国に現れる。遊女になりすまし弦淇の暗殺を企てる。


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February 25, 2005

女刺客

cbdd2881.jpg仕事の合間とはいえまだこんな所で止まっている。

振り下ろした状態から体勢を立て直し次の動作に移るまで。
トゥイーンを使えば良いのだが腰、胸、肩のひねり、腕、足、頭のシンボルが増えて管理が面倒なのでフレーム&フレーム・・・20・・・
トゥイーンにしなかったのは腕の反射が問題だったため。
右から光が当たっている左腕シンボルのインスタンスは肩を中心に回転させると振り下ろした際に逆になるから。
しかしほとんど椅子の陰で見えないんだよねえ。


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February 23, 2005

女刺客

e1b66eba.jpg16フレームだから16枚描いて0.66秒ね。
これは長期戦必死!死んじゃ困る、必至!!


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February 22, 2005

椅子の制作から破壊まで

919c5149.jpgこの二日間で椅子を作って壊すところまで。
頭の中にあるイメージを実際に描こうとするとその実現に結構時間をとられる事があります。
イラストを描くつもりで細かい所まで描き過ぎる。
0.333秒(8フレーム)のためにいくら何でも30分はかけ過ぎです。


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February 20, 2005

刺客の視覚化。

8cf09945.jpg殺しの道具の扱いについてあれこれ考えたのだが、ちょっと疑問が沸いて来た。
時代が少し違う気がする。
さてどうするか?
シナリオの0,1%しか進んでいない状況です。


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February 19, 2005

刺客。

d9337f4d.jpgデッサンで動きを確認する。実際にはFlash描画だからすっきりするが腕の動きのシンボル化は難しそうだからフレームを重ねる事になりそうだ。
いつになったらタイトルまでたどり着けるやら・・・


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3Dアプリの使い分け。

0fd3ae22.jpgCarrara3jとStrata3Dpro3.9.1jの画面比較。おじさんとしては慣れるまで時間が掛かりそうだ。
キャラクター系をCarrara、構造建築系をStrataにしようかと考えているが、さてどうなるか。


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February 13, 2005

異聞微速前進5キャラクター雑感

0e8d3982.jpg以前青池氏のブログ、フラ魂でキャラクターについて述べられていたが大変興味深いものがあった。
「立つキャラ私感」こちら>>■

で、自分の場合はどう考えていたのか。
図は猫谷物語を書き始めた当初のものだからだいぶ前のものだが、今でも頭の中ではこの構造を踏襲している。
生愛善の正三角と滅悪怨の逆三角で頂点に人の持つ要素を散らしている。
多くの人々は交差六角形の範囲内で生きているとし、若干偏りがあるもののまずその性は善であろうと考える。

これらの要素だけで成立するとは思えないが、自分の宗教観から登場するキャラクターを当てはめる事にしている。
物語では様々な葛藤を含めつつ各頂点を鮮明にすれば少なくとも6人は容易に生まれる筈だ。

問題は頂点を実際には知らないという事だろう。
限りなく善人にはなれないであろうし、正反対の極悪人にも実際には無理だ。
似而非善人、小悪党が関の山では無いかと思うのだ。
だから、ひたすら考える。
自分をその立場に置く。
決して真ん中を考えてはいけない。
悟りで無になってしまうし、欲望のない人物はつまらない。
しかし頂点が鋭角ではなく鈍角になってしまうのはやはり甘さが原因なのではなかろうか。
六角形の中から外を見るのは勇気がいるものだ。

さらに図を見て真ん中を水平に切ると理解できるのだが、悪人でも生き続ける奴もいれば、愛と善に溢れた人間でも滅びる。
話を作る面白さは実はこの辺りにあると言える。


posted 久多@麩羅画堂 : 10:44 AM | comments (0) | trackbacks

February 12, 2005

異聞微速前進4美しき刺客。

e2d2d0fe.jpg殺しの道具。
刺客は当然のように忍び込む以外は武器の携帯は出来ない。
今回は伽の最中に起こった事としていた為刃物は御法度。

しかし毒ではつまらない。
「刺客 弦淇に殺される」この一行が結構難問だったわ。だが創る面白さはこういった場合に発揮される。妄想たくましくあれこれと考える。
昨日はここまで。シーンの切り替えはすべてこの手法をとる。
こちら>>■

しかし異聞はネット公開では無理かも知れない。
墨女や鏡では軽くするために大分犠牲にした部分があったが、背景細部まで道楽にふさわしい仕上げにしたいと思ったからだ。
swfは2MBを越えている。音も入ってないのにタイトルが出るまでに10行くんじゃないのか。


posted 久多@麩羅画堂 : 11:19 AM | comments (0) | trackbacks

February 11, 2005

異聞微速前進3。

ae16155c.jpgシナリオには科白以外にはそのシーンを一行「刺客 弦淇に殺される」って書いてある。
シナリオの段階では木を見て森を見ずは避けたかったのでさっさと書き進めてしまったが、ここに来て迷ってしまった。

刺客は立ったまま殺されるのか、座ったまま殺されるのか、寝たまま殺されるのか。
それで夕べから・・・考えている。
そのシーンで3つのパターンを演技してみる。
自分でサドになったりマゾになったり立場を変えて布団の上で実演する訳だ。
立ったまま>暗殺に失敗した刺客を壁際に追いつめ喉を掻き切る
座ったまま>捉えた刺客を椅子に縛り付け拷問の上喉を掻き切る
寝たまま>刺客に馬乗りになったまま喉を掻き切る
刺客が男なら先ず間違いなく一番、しかしこれが女だから迷った訳だ。
二と三は自由を奪うからサドの傾向濃厚で恐らくどちらかになる。
弦淇の寝室を作っている最中は二番を想定していたのだが、ちょっと時間が掛かりそうなのとさっくり行きたいので他を進める。
あなたならどれが一番きれい?

「誰の差し金だ」
「那王」
「ふむ見事だ」
「惜しまれて死ね」
喉を掻き切る
「この國の民は王の名を口にせぬ」
なんで見事と言ったか?弦淇は武を心底愛しているからです。策略を嫌う。刺客が死を目前にしてまでプロであったからです。となると三番ですねえ。決定!
色に迷って義経を生かした清盛も政治家でなくて武人だったら平家滅亡は免れたかも知れないですなあ。
もっとも弦淇のこの性格が後に災いしちゃうんですけどねー

これも今気がつきましたが、命を狙われる可能性のある人物の館って外を明るく中を暗くは鉄則だよねえ。
襲われた時に相手は目が慣れるのに時間が掛かるからなあ。
部屋が明るいなあ。


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February 10, 2005

異聞微速前進。

93eac831.jpgシーン001弦淇寝室。
ストラタからswf書き出し。明かりの反射グラデーションにポリゴン模様が現れる?何故なんだろ??タイトルまでまだまだ掛かる予想。

仕事の合間しか時間がないから仕方がない。マイペースで進行。
こんな感じですね。
こちら>>■

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キャラクター微速前進。

e846c6a1.jpg那国水軍大将亀族(きぞく)将軍 大海弦淇
(おおあまのげんき)顔正面


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February 08, 2005

お前は知らぬ。

ff4cd411.jpgおお無垢なるが故に吾と我が身を捧げんと欲するか。
汝、真に惨たらしき滑稽を身に纏いし荒人を知るや。
吾や知らず。

異聞はインデックスまで完了。もっとも制作者と
「命 男 之を費やし 女 之を紡ぐ」までなんですが(^_^;
龍族の紋章制作中。
本日やった事は宮殿通路天井装飾216kb
こちら>>■

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February 05, 2005

虚構は実像を結ぶか。

昨日は実際の夢の話を書いたが、夢は決して虚構ではなく実存に限りなくオーバーラップしている。
何かどこかに意識の有無を問わず引っかかる物があったり関心事や葛藤が底深く沈殿しているのだろう。

まあ自分だけかも知れないが化け物は夢に登場した試しがない。
だから魑魅魍魎の類いは覚醒している状態で妄想の中にのみ存在する。
この想像力は僕の場合かなりの努力を要する。変異(形質上の異変)であって真の想像ではないからだ。
僕の商用ではないアニメーション作品の多くは夢見から始まるがそれは例えばアイデアを練っている状態なのではないかと思われる。
海底の沈殿物に一発打ち込み泥が拡散して一見たわいもないもやもやした物になるが、やがて収束してカタチになる。
空に浮かぶ雲が何かの拍子に引き出しに納められた過去の事例から実像を結ぶのに似ている。
その一発は衝動とも言い換える事ができるだろう。
その衝動を引き起こす起爆剤(思いつきではない)が最近足りないのでは無いかと思うのだ。
起爆は痛みであって喜びではない。
これが不健全である事は理解できるが喜びは僕自身が吸収してしまうから仕方がない。
何が言いたいのかと言うと、作ろうとする意識が出発点ではなく生まれたから作る。
だから満ちるまで動けない。
これなのだと思うのだ。


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February 02, 2005

生き方。

生き方。訳すと、イキがらない、気取らない、偏らないと読む事ができるね。

しかしこれは太郎の生き方を念頭に置いたらしく自分なりに素直に理解できます。
ちなみに僕はすべて反対の生き方をしています。
作品とは自分を表わすと同時に自分の欠点を浄化する作用もあるようです。

女は愚直なまでにまっすぐな男を愛せるのだろうか。
お話だから構わないとは思うのだが・・・
いや生活能力に関わらずそのような男なら女が生計を立てるだろう。
いや疑う事も知らず大切に育てられた女は男の何を見て判断するのだろうか。
NHKルームシェアの女を見ていて、「あなたはそれに気がつかない男だから別れる」うんぬんの科白が気にかかった。
女に無関心である事と気がつかない事が同一視されているようで気になる。
太郎と姫の関係が難しく感じられる。


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February 01, 2005

科白。

俺は俺である事を裏切るわけにはいかぬ。
姫とともに島に残る事を強要する老人に対して太郎の発する言葉。

まっすぐである事はまかり間違えば逆風の憂き目に合うと言う事でもある。
しかしこれが直ちに正義だと考えれば誤りである。
正義とは立場が決定するものだからである。
ただ小説と異なりアニメーションにした場合にこの設定のままだと科白が多くならざるを得ない。これは避けたい。
こちらは役に立つ「語源探求」
こちら>>■

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January 18, 2005

代名詞。

旺文社の古語辞典によれば万葉集から
アレ=吾=私(第一人称代名詞)
ナレ=汝=あなた(対称の代名詞)
イマシ=汝=君(対称の代名詞)
と分かったが、ここでイマシの扱いだ。NHK大化の改新では親が息子にイマシと言う。
したがって目上の人間が目下に言う代名詞であろうと思う。
現代でも君は対等であっても目上であっても用いるからだ。もっとも目上はきみぃと言うが。
さらに、アレは彼(他称の人代名詞)とも書くから厄介である。他称であるから人にも物にも使用する。


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January 14, 2005

統制国家。

昨日のニュースで中国当局は韓国野党ハンナラ党国会議員の会見を強制阻止したと言うではないか。何と言う蛮行と思いつつ流れを見るとそう簡単な問題ではない事に気がつく。

問題は中国北東部の朝鮮族にあると言えよう。脱北予備軍がこのまま増え続けると高句麗の所属問題に飛び火するからだ。誇り高き朝鮮族と漢民族の闘いにエスカレートする恐れがある。思想が違うからと言って台湾独立を許せば中国の内包された民族問題が拡大する恐れと同じだと言える。
我が国でも南北に押しやられたカタチで古モンゴロイドの問題が浮上する。しなやかに同化純化が進んだ日本は一見同一性を保っているように見えながら排他的な国民性を持っていると言える。村八分など表面には見えないが異質を排除する感覚は消えないだろう。ここに日本の悲劇がある。
現在160万人と言われる在日外国人が今後増える可能性は十分にあり既にその下地は完成されている。少子化で労働力が足りなくなるからだ。隣人が外国人で当たり前などと言うのはそう先の話ではない。それで国民の何割かが外国人になった場合不当な抑圧に対して独立を叫ぶなんて事も考えられる。
今回の事件は力で制御しなければならない。ここに中国の悲劇があると言えるのではないか。
このニュアンスは竜宮異聞に移植する。


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January 11, 2005

俺とお前。

奈良時代の言葉だが俺とお前が良く分からない。
少し前までは
自分を「吾」とし他人を「汝」と解釈していたがNHK大化の改新では自分の事をアレ、(ワレとも聞こえる?)、他人をナレと発音しているようだ。
アレやワレなら我だが吾輩は猫であるならばやはり吾で良いのだろうか。また他人をナレと聞こえるのならば爾で良いのだろうか。少し迷っている。調べてみよう。
台詞考察
心弱き者の裏切りは不快には思うが怒りにはならない。
強き者が裏切る事に怒りを覚えるのだよ。
すべての罪を背負って旅立たれたのであればすべてを許せるが、己の保身を願って逃げたのであれば許す訳にはいかぬ。
太郎、それは正しき事に見えてやはり間違っている。人は弱い存在なのだよ。だから
俺は来世で良き処へ行きたい。たとえ人を押しのけてもな。だからお前も俺を押しのけるほどに善行を積めとそれが言いたかったのだよ。


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舞台の展開

782526f3.jpg登場人物の設定も大切だがシナリオには舞台設定も必要だ。初期案の島のデザインは龍の文字をかたどっていたが先日「カンフーハッスル」でタイトルバックに似た物があったので止めた。


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January 10, 2005

赤を入れた原稿が見当たらない。

確か何処かで。そんな感じでプリントアウトした原稿を推敲したシナリオが見つからない。まめに保存はする質なのだが途中で「鏡」に集中した際に捨ててしまったのかも知れない。現存するデータ(パソコン上のテキスト)からやり直した方が早いかも知れない。
問題の箇所は高貴な世界に住む姫が何故一般人つまり違う世界の人である太郎に心を許したのか。気紛れではない心の変移が不明なのだ。白紙で考え直す。


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January 08, 2005

再開

350f61d5.jpg再開したものの1年くらい経っているので忘れた部分や資料が散逸しており難儀な事だ。シナリオの再構築中。


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